道都・札幌に隣接し、道内各市町村の中でも抜群の交通アクセスの良さを誇る当別町。
しかしそんな都市機能に相反するようなダイナミックな自然が広がっています。
Point01. 夏涼しく、冬、雪は多いが穏やか。
日本海側に位置する当別町は、春から夏は比較的穏やかな気候。夏は札幌よりも涼しい日が多く、台風の影響も少ない。冬は降雪量が多い分、冷え込みは穏やか。
Point02. 深い森を抜けると海にも。
ちょうど石狩湾沿岸のゆるやかな曲線と同じように南北に伸びている当別町。南端は石狩川で海とつながり、北端も「道民の森」を抜けて山間を縫って走ると海へとつながる。緑豊かな田園風景が広がっているが、日本海にもほど近い場所にある。
Point03. 北の奥に連なる樺戸山地。
北部にいくほど、険しい山林になっている当別町。国内最大級の森林総合利用施設「道民の森」があるエリアには、当別町の最高峰1,100mのピンネシリ、その隣に待根山、神居尻山に隈根尻山などが連なる樺戸山地がある。そしてその背後には、増毛山地の暑寒別岳がそびえている。
豊かな水源に先人の苦労。
当別の地は水量に恵まれた当別川のおかげで、実り多い肥沃な土壌が育まれていた反面、毎年のように洪水が繰り返され、せっかく育てた農作物を失うという事態がひんぱんに引き起こされていた。こうした幾多の水害を教訓に、市街地間近で大きく蛇行していた部分をショートカットする治水工事が行われ、現在の真っすぐな川へと生まれ変わった。
紅葉の名所でもあるダム。
石狩管内の水源地である当別ダムは、日本で開発された最新のダム型式である台形CSGダム。2012年に日本初ととなる完成の時を迎えた。ダム湖の「当別ふくろう湖」は、とても大きな湖で自然豊かな景色が見られ、自転車や車でのドライブコースとして人気。紅葉の名所としても知られている。さらに北へ向かうと青山ダムがある。